久々の更新となってしまいました。
どうもYUKINOです。
私はカラオケ教室のトレーナーとして日々歌に関わるブログも更新しています。
このブログでは、メンタルや人間関係について思うことを勝手に綴っています。
中学入学と新たな私の始まり
幼稚園から小学時代の人間関係を書きましたが、小学校でかなり人間関係で鍛えられた私は、中学からは新たな自分に生まれ変わり、強く!生きていくぞ!と心に決めていたのでした。
小学校卒業と同時に私は少し離れたところへ引っ越しました。
マンションの契約が切れたからです。
大親友であり、戦いをともにした戦友ともお別れです。正直悲しかったですが、いざ引っ越してみると、自転車で行ける距離でした(笑)
そのため、中学に入ってからも、休みの日のたびに自転車で友達に会いに行ってました。
中学では私は完全にアウェイです。皆、同じ小学校から来た人ばかりで、顔見知りなわけで。
私は、転校生みたいなものです。
でも、新たな私としてスタートするのには最高でした。
と思ったのもつかの間・・・
入学早々、嫌な男子たちと出会いました。
男子ってなんで人のことをいちいちからかうのでしょうか。
私に、日本人かどうか聞いてきたのです。
???
国籍はどこ?
ってなんじゃそりゃ~~!!
って思いました。
私は小学校のころから、ほぼ毎日外で遊ぶアウトドアタイプ?だったので、色が黒かったのです。だとしても普通に日本人だし、小学校の時は誰にも言われたことのないことでした。
でも、中学のそいつらは、私の色の黒さからエジプト人だといい始めました。
そんなこと言われたのは初めてだし、ましてやまだ中学に入ったばかりでよく知らないやつに言われたことにショックを受ける私。
今なら、笑い話で話せますが、当時は思春期真っ只中で、かなり気にしましたよ。
女の子ですよ。一人のレディに向かってなんて失礼な・・・
そいつらは、サッカー部に入部していました。サッカーが嫌いになりました。
私は、テニス部に入ります。色黒はテニスを始めるとさらに拍車をかけて黒くなりました(笑)
もともと黒いうえに、毎日外で部活をするので、あっという間に真っ黒です。
私は、エジプト人やらインド人やら・・・いわれてました。
あの頃の私は、何も言い返せず、ただ聞くだけでした。
テニス部の女子たち
そんな最悪な始まり。でも私は負けずに、明るく学校生活を送りたいと色々奮闘します。
体育委員に入り、皆の前で体操をしたり、積極的に友達を作るようにしたり・・・
そんなこんなで、友達もできて徐々に中学校にも慣れてきます。
部活は、前から興味のあったテニス部に入ります。
テニス部というと、かわいいスコート(スカートです)を着て、優雅にラケットを振っているイメージでした。
実際はかなりハードでした。しかも、テニス部の人間関係がまたややこしいのです。
私の入ったテニス部は、同じ1年生が12人ほどいました。結構多い方です。
その中で、同じ小学校の友達同士という人たちばかりでした。すると、どうなるか?
すでにグループができているのです。私は、転校生のようなもので、一人アウェイでした。
女子のグループって怖いですよ。
女子独特の感じがあるんです。
私は、女ですが、幼少期から男の子が遊ぶようなものが好きだったり、割と一人行動が好きなので、この独特な女子グループの雰囲気が嫌でした。
結局は、どこのグループにも入らず、同じテニス部でしたが、塾など習い事のために休みがちだった子がたまたま話しやすくて仲良くなりました。
孤独って、完全に自分しかいなくて一人なら全然平気ですが、団体の中で孤独は結構つらいものです。
皆、気が強く、これが中学の運動部の人間関係なのか~と思いました。
でも、テニスはとても楽しく、ボールを打つのが楽しかったので、人はなじめなくても何とか続けることができました。
このころから徐々に自分は団体行動が苦手なのかも!?と気づき始めます。
部活は毎日あるので、ある意味、クラスの友達よりも会う機会が多いのです。もっと深い仲になるはずですが、どうも私は仲良くなることができず、なんとなく疎外感を感じながら過ごしていました。
バスケのような団体競技ではないので、そこまでチームワークは必要ないのかなと思います。テニスはダブルスなので、皆がライバル同士というピリピリ感はありましたね。
中学に入り、最もびっくりしたのは、先輩後輩の上下関係です。
テニス部の先輩は皆怖くて、学校内で会ったら、どんなに遠くにいようがでかい声で挨拶をしないと無視をしてると思われて、すぐ目をつけられます。
また、靴下にワンポイントの柄?(クマとお花とか刺繍されているもの)が入っているだけで目をつけられて何か言われるのです。
髪を結わくのも二つはダメで、結わくゴムの色も黒以外禁止。
今思うとそんなのなんでもよくないか?と思いますが、そういう細かい決まりがありました。そして、先輩は自分が1年の時に同じように先輩から厳しくされていたのか、私たちをかなり厳しく見ていました。
決まりは守っていて、特に目を付けられることはなかったですが、大きな声で挨拶するのがほんとに嫌でした。もともと私は、歌うのは好きですが、しゃべり声は低いですし、声も小さい方でした。
それでもって恥ずかしがりやな性格もあり、そんな遠くの人にでかい声で挨拶なんて!と思っていました。
なるべく、校内で会わないようにして(笑)あっても気づかないふりをしてみたり・・・
とにかく先輩は怖かったです。
大人でも、女の人間関係って結構面倒くさいことが多いですが、中学校の女子も同じようなものです。もうすでに始まっているんですよね。
私はどこにも所属せず、グループ同士の何か争いが起きても、斜め上のポジションから眺めている人です。ある意味、楽です。巻き込まれませんから。
よく、斜に構えているねと言われるのですが、そんな人間関係を見たり、関わるうちに斜に構えるようになったのかもしれません。
例えば、何か褒められても、素直にうれしいですが本当にそう思っているのかなと思うのです。性格悪い?ですね(笑)
でも、そのようなことを常に考えるようになり、人の気持ちとかメンタル面にも興味が出て、結果、教える仕事にもかなり活かされています。
私が思うのは、もしも、合わないグループに無理して入っているなら、抜けた方がいいと思います。
嫌われることや、仲間外れを気にしてグループにいるのは、精神的にもよくないからです。
無理して合わせるということは自分を偽っているのです。それが日常化すると、いつしか本当の自分がわからなくなります。そして、どこかのタイミングで爆発するときがきます。
一緒にいて楽しくて、グループにいるのならいいと思います。
学校って数学など学問の勉強よりも、人間関係の勉強が最も大事だと感じます。
そんな中学時代のお話でした。