雪ノだるまさんの七転び八起き精神論

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幼稚園からの小さな人間関係~しまい込んでいた自分の解放

 

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こんにちは。YUKINOです。

 

前回、自己紹介を書きましたが、今回は実際に経験したことをエッセイっぽく綴っていきます。

 

人の悩みは人間関係がほとんど

 

 

人間関係って結構、悩みの種・・・という人が多いですよね。

私が心理の勉強をするためスクールに通った時も、生徒の皆さんの悩みはほぼ100パーセントといっていいぐらい人に関する悩みでした。

 

人が一人増えるだけで問題が起こるのは、皆、性格も違う上に考えていることも違うので人が増えるということは意見の違いが出てくるわけです。

 

しかし、大人になると気を使うとか、例え思っていなくてもあえて人に合わせるなどできてしまいます

いや、誰が何と言おうと何がなんでも私の意見が正しい!という自我の強い人もいますが、その場合は大体嫌われるか、叩かれますよね。

 

先頭を切って自ら何かを立ち上げる人(例えば起業する人や何かの表現者や芸能人など)は自分の意見や考えをしっかり持って、例え嫌われてもやるべきだと思います。

 

皆の意見に合わせているだけでは普通過ぎて埋もれてしまいますからね。

 

そんな感じで人間関係はとても複雑で、最も悩みの種でもありますが、子供のころを思い出してみてください。子供って大人よりもかなり残酷だと思いませんか?

 

なぜなら、大人のように気を使うということもなく、とても素直です。素直だから裏表なくて可愛いですが、逆にいうと裏表ないからこそ思ったことをそのまま口にだしますよね。

 

そこが結構子供の人間関係で厄介だなと思うのです。ここからは実際に経験したことです。

 

幼稚園から小学校の人間関係

 

 

一人っ子だった私は、歌うことが好きで動き回ることが大好きでした。一人で遊ぶのもお手の物。

そんな私が幼稚園という初の集団行動の場所に行くことになり、同じような子供たち(自分も子供だが)と顔を合わせ、毎日絵をかいたり園内の庭で遊んだり、皆と同じことをする。

 

そんな幼稚園生活、はっきり言って全く記憶がないほどつまらなく感じていました。

人見知りという言葉をまだ知りませんでしたが、私はほとんど話すことがなくまわりの子供と比べて、かなり静かでした。

 

先生にさえ、あまり話をしないなんとも無愛想な子供でした。友達と呼べるかわかりませんが、唯一家に遊びにきてくれる友達が一人だけいました。何をしゃべっていたのかはわかりません。

 

今でいう、一匹オオカミだったと思います。

 

そんな私は小学生になり、相変わらず話す人は本当に限られていて、ほとんどしゃべることのない無口な子でした。

私は、集団生活を過ごす中で、気づかないうちに本当の自分をしまい込むようになったのです

 

クラスにはいろんなタイプの子がいます。明るく元気な子や、まじめで頭がいい子、優しい子、怒りっぽい子、おとなしい子・・・などなど。

私はおとなしい子と一言で言えば、そうでしたが、本当の自分は動くことが大好きだし、本当はしゃべることも好きだったはず。

 

そんな私が、集団生活になったとたん、自分をしまい込んだ訳とは・・・?

 

人からどう思われるのか気にしてしまう

 

 

子供のくせに、人の顔をうかがってしまっていました。これを言ったらこう思われるだろうとか、笑われたらいやだなとか、何かと気にしてしまうのです。

 

そして、恥ずかしいという気持ちがさらに自分をさらけ出せない原因でした。

 

なぜだか、私は小さいころから、あまり泣かない子供でした。同じぐらいの年齢の子供が買ってもらえないおもちゃをねだって、ギャーギャー泣いているのを見て、自分も子供のくせに

「こんな大きな声で泣いているなんて恥ずかしいなぁ」

と思っていました。

 

変に冷静な自分が小さいころからいました。

 

そのせいか、今でも泣き叫んでいる子供を見ると、当時を思い出してしまいます。

 

 

人のことで悩む人は、心が優しい人が多いです。これを言ったら、こう思われるのではないか?

嫌われるのではないか?

そんなことを考えてしまい、自分の意見を押し殺し、合わせるようになるのです

 

現に、合わせる方が楽だと思います。AとBがあったとして本当はAのほうがいいけど、相手がBの方をいいと思っている、自分が合わせれば喧嘩になることもないし、相手に気を使わせることもない。

だから、相手に合わせるのです。

 

結果、相手の意見に同調することで、やっぱBだよね!同じでよかった!と言われ、何事もなく終わります。

人間、特に女性は共感されたい生き物らしいです。

 

そして、同じということに安心を覚える人も多いです。

 

学生のころ、私が違和感があった一つに、トイレに一緒に行くという行動がありました。(連れシ〇ンと呼ばれていました(笑))

 

トイレに行くのになぜ誰かと行かなくてはいけないのか?一人で勝手にいけばいいじゃんと思っていました。私の当時の友達は毎時間、休み時間になるたびに、私をトイレに連れ出すのです。

 

その子は一人でトイレに行くのは恥ずかしいのか、なぜか私を毎回呼ぶのです。

しかも、髪の毛を整えるだけです。そんなの一人でやってくれ~と思っていましたが、そういうことすら我慢していました。

 

話がそれましたが、同じことをするということや同じものを共有し、共感を求めることが人間関係を保つには必要なのかなと思っていたわけです。

 

しまい込んでいた自分の解放

 

 

 

人は皆、違います。いろんな人がいます。

小学生低学年の当時の私は、とにかく人に合わせるだけの自分なし人間でした。

 

言われるまま、その通りにして、ある意味ロボットのような感じです。なんでもその友達の言うとおりに動く。

 

でも、そんなの楽しいわけありません。本来の私は自由に動くことが好きな自由人だったから。

 

人はいろんな人がいます。だからこそ自分に合う人、合わない人もいるのです

 

私は、3年生になるまで、自分をしまい込み、気の強い友達といつも一緒にいました。友達というよりはその子の遊び人形みたいな感じでした。

 

本当は、家族と出かける用事があるのに、その子の誘いを断れずに母に怒られることもありました。なぜ、断れないのか?

 

断るとその子が怒るから怖かったのです。子供は大人よりも正直で素直です。

しかし、だからこそ残酷なのです。

 

ほぼ、言いなりになっていた私を、母は人の言いなりになってはダメだと言い、目が覚めました。

 

 

嫌われてもいい、怒られてもいい、自分の意見を言おう!

それで離れていくならその程度の仲だったんだと思うようになります。

 

実際、そんな浅い仲でした。

 

3年生になり、その友達ともクラスが分かれ、私は自然とその友達とは、遊ばなくなりました。

 

そして、私に初めて親友とも呼べる友達ができたのです。

 

 

人には合う人、合わない人がいると思いますが、3年生になり初めて自分に合う人を見つけたのです。

 

俗にいう運命ってやつでしょうか?

 

類は友を呼ぶとよく言いますが、おとなしいタイプの子でした。私の場合は見かけがおとなしかっただけで、本当はそうでもないという仮面をかぶっていましたが。

 

その友達と出会い、いろんなことを話せるようになり、特に気をつかうこともなく、本当の自分を出せたのです。

 

学校の人気者になりたい!いっぱい友達を作りたい!という人は多いと思います。

私は、たくさんの人に好かれるよりも、一人でもいいから自分をわかってくれる人がいてくれればいいと思ったのです。

 

それからは、私はその友達とよく遊ぶようになりました。

 

その友達がいなかったら、私はずっと人に合わせたままだったかもしれません。

 

友達とは、なんでも言い合える関係だったので、意見のぶつかり合いもありました。

いくら仲がよくても、合わないこともあります。そんなときは決まって喧嘩をします。

 

よく夫婦は喧嘩するほど仲が良いといわれますが、まさにそのとおりです。

喧嘩しないなんてありえないです。

 

喧嘩をしないということは、どちらかが我慢していることだと思うからです。

我慢をするといつか身体か心が悲鳴を上げて、爆発します。

 

喧嘩をすると、嫌な気持ちになりますよね。

だけど、喧嘩をすることで、相手が何を考えているのかわかります。同時に自分が何を考えているのかも相手に伝えることができます。

 

あと、意外と自分の思いを口に出すことで考えが整理できるのです。

 

喧嘩をするということは、完全に相手を信頼しているからできるのでしょう。

この人の事どうでもいいやと思っていたら、喧嘩にすらならないはずです。

 

もしくは、女性にありがちなのが、他の誰かに告げ口をする=自分の味方をつけるという行為に走ります。

 

それがまた厄介なんですよね。

人が増えれば、意見が増えるので余計ごたごたしてしまう、そして言った言ってない!などの論争がはじまるのです。

 

自分をしまい込むのをやめた私は、3年生から大きく成長しました。

 

 

ただ、小学5年になったころ、集団生活の壁にぶつかりました。

 

私は、友達とともに戦うことになりました。

 

 

続きはまた次回・・・

 

 

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