こんにちは。YUKINOです。
前回は、小学時代のクラスの人間関係について書きました。
私はYちゃんとMちゃんといわゆる3人組で仲良くしていました。
3人組って意外と難しいんですよね。
特に、どちらかの二人の仲が深い場合です。
そんな3人組での出来事を書いてみます。
3人の複雑な関係
私は、もともと小学1、2年の時に、Yちゃんと同じクラスで仲良くしていました。
そして、3、4年の時に、Mちゃんと同じクラスになり、友達になったのです。
5、6年になって、私はこの二人と同じクラスになります。
YちゃんもMちゃんも友達ですが、二人は初対面でした。
最初は、二人はあまり仲が良いとは言えない関係でした。
3人というよりも、私と二人がいいというような空気を感じました。
そう、とてもぎこちない関係でした。
最近は、某有名アイドルグループが活動休止というニュースがありましたが、あのグループは本当に仲が良いんだなと見ていてわかりますよね。
人が一人増えるだけで、意見の違いや性格の違いで色々と問題が起こりがちですが、バランスの良い関係を築けていると自然と良い雰囲気が出るような気がします。
話が戻りますが、3人組は難しいという問題にぶつかりました。
何が難しかったのか?
それは、Yちゃんの性格が典型的なお嬢様気質で、わがままちゃんだったからでした。
私とMちゃんが二人だけで遊ぶのを極端に嫌がっていました。
とはいえ、私とMちゃんの仲がかなり深かったので、Yちゃんにバレないように二人で遊んでいました。今思うと、まるで浮気をしている彼氏彼女のように、なんか密会している気分でしたね。
それだけ、独占欲が強かったのか、または自分を仲間外れにされるのが嫌なのか?子供ながらに複雑な関係でした。
徐々にYちゃんとMちゃんも仲が良くなり、3人でいても違和感がなくなりました。
すると、徐々にYちゃんのわがままぶりが暴走していくのです。
私はこのままでは良くないと思い、話し合いをしました。
嫌だと思っていることや直してほしいことなどを話す会です。
人間って、相手に悪いことを伝えるときは少し躊躇しますよね。
これを言ったら、相手が傷つくかも?とか、怒っちゃうかな?とか。
でも、言わないということは自分の中にもやもやを残したまま、相手と付き合わなくてはいけないんです。
別に文句や悪口を言うのではなく、思っていることを口に出すだけです。そこで初めて自分と相手の意見を交換でき、ぶつかるかもしれませんが、解決へつながります。
世の中いろんな事件が起きていますが、その根源って、何らかの理由により、感情をため込んだ結果、自分の中でセーブできなくなり、爆発して事件になるのではないかと。
人と正面からぶつかることができない人たちが多いのではないかなと思います。
そして、最近多いSNS系の問題もそうですよね。
昔よりも、直接ではなく、インターネット上で発言したり、自分の写真など公開できたりするから、面と向かって話すことが苦手な人が増えているのでは?と思うんです。
ストレスを感じていなければいいんですが、もしも何か人間関係でストレスを抱えているのであれば、とことん人と話すことをおすすめします。
話すことは、感情の整理にもなります。泣きたければ泣いてもいいし、我慢せず自分をさらけ出すことも大事です。
私は、歌が好きでカラオケ教室のトレーナーをしています。
もともと、シャイで人と話すことは苦手でした。
でも、歌っているときだけは、自分らしいというか気持ちがよかったんです。
歌うというのは心の解放だと思っています。
話すことも歌うことも実は同じようなものです。
そこには、言葉という魂が宿っています。
私はYちゃんに話をして、少しずつわだかまりが解け、思っていることを伝えたことで、空気はよくなりました。
本人に言うことは、傷つくこともあります。だけど、その子のためでもあります。誰かが言わなければずっとわからないまま大人になるのです。
大人になれば、皆、気を使ったり、あえて触れないようにしたりと、皆仮面をかぶっています。面と向かって言う人なんてよっぽど仲が良い友達か家族ぐらいでしょう。
子供だから何でも許されるのはありえないと思います。
例えば、子供だからといって、まわりに迷惑になるような場所でも関係なく、ギャーギャー騒ぐというのもおかしい話です。
子供のうちから、大人の世界を教えてあげられれば、大人になって人間関係で何か起きてもきっと大丈夫なのではないかなと思います。
小学生の6年間、濃い人間関係でした。
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